大学の授業の進め方について、昨年末に通知があった。
来年度は対面8割、オンライン2割(任意の時間に視聴できる
オンデマンド型)で実施するという。
おお、対面8割。
1年ぶりに教室に行けるのか~と、学生気分でウキウキしていたら、
なんと私の担当授業は2割のオンデマンド型授業のほうに入っていた。
なんで!?!?
というわけで、先日、大学側に対面での実施を要請した。
作文は技法だけを教えるような一方通行の授業では
成立しないこと、
オンラインでは気づきを与えるような十分な
アクティブラーニングができないこと(オンデマンドはなおさら)、
個別かつ詳細な文章指導ができないこと(個々の学生のレベルの差は
開いているにもかかわらず)などを列挙し、切々と訴えた。
オンデマンドなら、通信制大学と何ら変わりないじゃん!
(↑これは書かなかった)
対応してくれた女性は非常に親切。
審議会を経て、担当する授業は「対面に変更」との知らせがあった。
やれやれ。
ただ、まだまだ流動的でどうなるかわからない。
緊急事態宣言が延長されて、都知事が夜も外出するな、
昼も出るなと言い続けるような状態が続けば、
今年度同様、全部の授業がオンラインになるかもしれない。
今年の新入生は本当に気の毒だ。
いまだにキャンパスに一度も行くことができていないのだから。
感染者数にばかり注目して恐怖と不安を煽る
メディアの責任は本当に大きい。
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